ゲーム屋の考え②〜ストレス〜
ストレスが溜まることの原因ってなんだろう?
こう考えたことがある。
というかずっと考えている。とかくこの世は生きにくい。
生きているだけでも消費するし、不満も溜まる。
狭量な人間には生きにくい世の中だ。
そんな現代社会の敵、ストレス 。
その原因ってなんだろう?
僕が思うのは『理想とのズレ』
これに尽きる。
ストレスを受けるのは、どんな時?
ストレスを受けた時の原因を思い返してみる。
- 頼んだラーメンが出てくるのが遅い
- たまたま入った喫茶店の暖房が弱い
- 上司に怒られた
- 野球で贔屓のチームが負けた
- 期待して読んだ漫画が面白くなかった
- 高い金を払って頼んだ料理が美味しくなかった
- 彼女が意味不明な理由で怒っている
どれもこれも、『自分の想う理想とのズレ』が原因だ。
- ラーメンはもっと早くできるだろ、という理想
- 喫茶店の暖房はもっと効いているはずだ、という理想
- 上司は俺をもっと評価してくれるものだ、という理想
- 贔屓の野球チームは絶対に勝つ、という理想
- 期待値が高い漫画は面白くなければいけない、という理想
- 高い金払った料理は相応の美味しさがある、という理想
- 彼女はそんな意味不明な理由で怒らないだろう、という理想
そのズレの隔たり。
これがストレスの原因なんだろう。
ストレスを無くすには?
こんなことわかってたら、とっくにやっとるわい!
という話ではあるが、まあなんとなく原因もわかったので、その対応策を。
結局は『自分の理想を下げる』
これに尽きるのかな、と。
- ラーメンは茹でる時間かかるから、まあこのぐらい時間かかるでしょ
- 喫茶店の暖房効いてないって言っても、外よりは暖かいんだから、まあこんなもんでしょ
- 上司に怒られるのも、まあ俺が悪い部分もあるし、しょうがないな
- ずっと勝ち続けることもないし、まあ負けることもあるだろう
- 期待して読んだ漫画だけど、まあエンタメなんてすべからく個人の趣向だから、合わないこともあるだろう
- 高い金は払った料理でも、まあ料理だけじゃなくてサービスや材料にお金がかかるし、こんなもんか
- 女性は怒りたいことがあるんじゃなくて、怒りたい時があるから怒るって村上春樹も言ってたな。まあ女性はそういう性質なんだろう
という、『まあこんなもんだろう論』
理想を低くし、妥協して、世の中を受け入れる。
これが世を生きやすくする秘訣なんだろうね。
器を広くもて。